『タイタニック』以来のアカデミー賞最多ノミネート!世界中で高評価を受けているミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』の音楽を担当した作曲家、ジャスティン・ハーウィッツによるAMA(なんでも聞いて)!
2/26追記:第89回アカデミー賞にて、ジャスティン・ハーウィッツが作曲賞、彼の書いた『City of Stars』が歌曲賞を受賞!『ラ・ラ・ランド』は他監督賞、美術賞等、最多の6冠に輝きました。

※一部映画の内容に軽く触れていますので、ネタバレを回避したい方は『ラ・ラ・ランド』鑑賞後に読まれることをお勧めします。

元スレ:I am Justin Hurwitz, Composer of La La Land - starring Ryan Gosling and Emma Stone, AMA!(2016/12/12)

(OP)
僕はジャスティン・ハーウィッツ、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演をつとめる映画『ラ・ラ・ランド』の作曲家だよ。AMA(なんでも聞いて)!

僕は 『ラ・ラ・ランド』と前作『セッション』の作曲家。AMA(なんでも聞いて)。
証明:
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予告編:



Q. エマ・ストーンってクール?


A. Yes。

Q. ハイ、ジャスティン!ライアン・ゴズリング、エマ・ストーンとの仕事はどうだった?


A. 2人は仲のいい友達同士だったね。一緒に仕事できてうれしいよ。

Q. 『ラ・ラ・ランド』の音楽制作の「はじめの一歩」はなんだったの?
 
A. はじめの一歩は、脚本兼監督のデミアン・チャゼルと話すこと、そして彼が書いたものを読むこと。僕らは友だちだからよく会ってるんだ。仕事に取りかかる前にたくさん話して、その後最終的に彼が書いたものを読んで、それが僕により多くの情報を与えてくれる。僕の方は、はじめはピアノに向かって座って、長時間取り組むだけ。

Q. 『セッション』と『ラ・ラ・ランド』で一番難しかった部分はどこ?P.S.大ファンだよ!

A. 一番難しいのはいつも作曲の初期 ── メロディー探し。いつもピアノに向かって長い孤独な時間を過ごしてる。何かを見つけるまであとどれだけ時間がかかるのかさっぱりわからずに。オーケストラに編曲するような後期の段階に入れば、やらなきゃいけないことは途方もなくある。でもそれはこなせるし、作曲時の「白紙状態」みたいに行き詰まることはない。

Q. どうやって映画音楽を作曲するの?特に何について考えながら作曲した?キャラクター?俳優?ロケーション?

A. 僕が曲を書いていた頃、デミアンは取扱方法/脚本を書いていた。だからストーリーとキャラクターと、あの映画が情緒的に必要とするものを考えながら作曲したよ。

Q. ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの『City of Stars』デュエットでは、メジャーAからメジャーFまで4音キーを下げたように聞こえたけど、あれはストーンの声域に合わせるため?

A. 『City of Stars』の2バージョンのキーについては、君の考えているとおり。デュエットは難しい。どちらの声にも合うキーを探さなきゃいけないから。Fより高くすると、メロディーの一番高い部分がエマには高くなりすぎるし、Fより低くすると、今度はメロディーの最初の部分がライアンにとって低くなりすぎる。『A Lovely Night』では、ライアンが歌う節とエマが歌う節の間に2小節のキーチェンジを入れることで、このキーの問題を解決したんだ。

Q. あなたがライアンとエマに歌の指導をしたの?

A. プリプロダクションの間、僕らはスタジオで一緒に働いた。歌を学んで、レコーディングしたんだ。僕はエグゼクティブミュージックプロデューサーと、ミュージックスーパーバイザーと並んで仕事したよ。彼らはリハーサルとコーチングにも関わった。もちろんデミアンも。映画の中の2、3曲はセットで生で歌われたけど、それもデモを録音した。ライアンとエマに合うキーを探す必要があったし、概して、歌の確認 ── 響きや、ドラマチックな調子、などなど ── だけはしなきゃいけなかった。

Q. どの古典的ハリウッドミュージカルが君の『ラ・ラ・ランド』の音楽に影響を与えた?

A. ハリウッド映画なら、『雨に唄えば』や『バンド・ワゴン』みたいなMGMミュージカルと、『トップ・ハット』や『有頂天時代』みたいな(フレッド・)アステアと(ジンジャー・)ロジャースのミュージカル。フランスのミュージカル『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』にも多大な影響を受けてるよ。

Q. 『ラ・ラ・ランド』で採用されなかった曲があった?それとも全部最終的に映画の中に出てくる音楽になった?

A. オリジナルのテーマやメロディーを見つけるために、何百ものピアノデモを作った。そういう意味では、採用されなかったメロディーは、たくさんたくさんたくさんあった。
半ば完成していたのにカットされた曲ということなら、 ── ルームメイトたちの歌『Someone in the Crowd』は、もともとはパーティーへ行くまでに2番のバースとコーラスがあるもっと長い曲だった。カメラが窓を抜けて、彼女たちが中庭を歩いて通りに出て、その後ミアが通りへ出てきて合流する。それが全ショットだったんだけど、映画からはカットされた。
映画に入れようとデモを作ってた曲もあった。でもその曲はプリプロダクションの段階でカットされて、エンドクレジットで流そうかとも考えてたけど、やめることにした。
オープニング曲の『Another Day of Sun』は、しばらくの間映画からカットされていたけど、幸い元に戻せたよ。

Q. 最終的にカットされた曲を私たちが聴くチャンスはある?(それと、良かった!『Another Day of Sun』がカットされなくて!)

A. たぶんいつかリリースするボーナストラックで。約束はできないけど。 

Q. 君の音楽的キャリアについて、ちょっと教えてもらえないかな。どこで音楽を学んだ?何歳のときに楽器を始めた?P.S.君の音楽が大好きだよ!

A. ありがとう。
ピアノを弾き始めたのは6歳のとき。その後ハーバード大学に行って、音楽を学んだ。つまり、理論や構成や、対位法や管弦楽法を。

Q. 音楽を学んでいて、作曲に興味のある大学生です。あなたが本気で作曲に没頭したいと自覚したのはいつですか?

A. 僕は10歳で作曲を始めた。その後しばらく中断していたけど、高校の終わりが近づくにつれて、作曲を真剣に追求しようと考えた。だから大学で学んだんだ。

Q. デミアンは、監督としてどう音楽とコミュニケートしてる?彼のニーズを理解するのが難しいことがよくあった?もしそうなら、どんなプロセスが君に合ってる?

A. まだ他の監督と仕事したことはないんだ。でもデミアンが音楽について議論するときは、人並外れて雄弁だと思う。彼自身がミュージシャン(ドラマー)だし、音楽をまれに見るレベルで愛してる。他の監督たちと同じように、僕に感情的でドラマチックな表現で語りかけることはよくある。でも彼は管弦楽法の考察もできるし、オーボエの演奏について議論することもできるんだ。
 
Q. 君とデミアンはどうやって、大学生から『セッション』や『ラ・ラ・ランド』みたいなインディー映画製作者まで飛躍的進歩を遂げたんだい?

A. 僕らは大学時代に処女作『Guy and Madeline on a Park Bench』を作った。それがトライベッカ映画祭やその他の映画祭に出品された。重役(フォーカス・フィーチャーズ社)のマット・プラフがそれを見て、もう一作ミュージカルを作ることを僕らに提案したんだ。それで『ラ・ラ・ランド』の企画を進め始めたものの、上手くいかなかった。デミアンは『セッション』の脚本を書いたけど、制作費が得られなかったから、ワンシーンを抽出して短編映画を作った。その短編映画はサンダンス映画祭に出品されて、フィクション短編部門の最優秀賞を勝ち取った。おかげで長編版の『セッション』の制作資金を獲得できた。インディー映画で、予算は300万ドルちょっとだった。1年後に長編版の『セッション』がサンダンス映画祭のグランプリを受賞したとき、みんながデミアンの次回作を知りたがった。そして幸運なことに、僕らには『ラ・ラ・ランド』の準備ができていた。プロデューサーたちがあちこち物色して比較して、僕らが想像していた以上のスケールで製作させてくれるライオンズゲートを探し出してくれたんだ。


Q. あんなに素晴らしいミュージカルを生み出せたことに、おめでとう!ベンジ・パセックとジャスティン・ポールとのコラボはどうだった?君たちは作曲・編曲で夢のような仕事をしたし、あんな素晴らしい音楽を作っていたときにどんなやり取りがあったのか知りたいんだ!:D

A. ありがとう。デミアンのためにピアノデモを作りながら、ピアノに向かってとても長い時間を過ごしたよ。この映画のテーマやメロディーを探すためだけに、1,900ぐらいピアノデモを作った。デミアンと僕が気に入ったメロディーがわずかにできたら、僕らはそれを曲の形にして(バースがどうで、コーラスがどう、とか)、その後パセックとポールにピアノデモを渡した。彼らがあの華麗な歌詞を全部書いたんだ。2人はニューヨークに住んでいて、僕らはロサンゼルスに住んでいる。だから彼らは大部分は2人だけで仕事をしてた。でも歌詞を完成させるにあたってときどき顔を合わせたよ。そういうセッションで、歌の語り口やトーンを明確に定義するために彼らと働いたのは、ほとんどデミアンだった。ベンジとジャスティンPは、素晴らしいコラボレーターであり、素晴らしいストーリーテラーだった。僕がまったく想像もできなかったやり方で、歌詞とともに歌に命を吹き込んでくれたよ。

Q. ピアノ曲のスピリットを維持するために、リズ・キノン(ライアン・ゴズリングのピアノ指導)とライアン・ゴズリングにどれぐらい関わった?

A. リズはかなりライアンに協力してた。たしか週に6日。ライアンはリズがいないときも1日に何時間も練習に時間を費やしてた。ほとんどは彼らだけで仕事していたけど、僕もときどきライアンに確認したり、必要なときはガイダンスを示すためにセットにいたりしたよ。
素晴らしきジャズピアニスト、ランディ・カーバー(彼がライアンが習得しなければいけなかったジャズ曲全部を事前録音してくれた)があの映画のコンサルタントで、彼もセットのそばにいてフィードバックを提供してくれていたんだ。
 
Q. 『ラ・ラ・ランド』ではどこ製のピアノを使ったの?それを選んだ理由は?

A. ピアノに関する素晴らしい質問だね。
全スコアと、グランドピアノが必要なとき(セバスチャンがメインテーマを弾くときみたいに)には、1920年代のスタインウェイ M型を使った。僕が選んだんだ。あのタイプのピアノを弾いて育ったし、自分のアパートにもあのタイプのピアノを持ってるから。あのサイズと時代はとても特徴的だと思う。それにスコアのピアノは重低音を響かせすぎたくなかった。
アップライトピアノが必要なとき(ライトハウスで演奏されていたジャズみたいに)は、カワイのVT-118を使った。ピアノ倉庫をランディ・カーバーと一緒に訪れたときに、僕があれを選んだんだ。あのタイプのピアノにしてはすごく特徴的だから。



Q. 『Guy and Madeline on a Park Bench』と『セッション』の大ファンです。『ラ・ラ・ランド』を見るのが待ちきれません!僕は大学で映画専攻で、ミュージカルの短編映画や長編映画製作にずっと興味を持ってるんです!大学在学中にどうやって映画製作を始めましたか?どうやってデミアンと知り合いましたか?

A. 君が『Guy and Madeline on a Park Bench』を知っていてくれて、すごくうれしいよ。
デミアンと僕は、はじめはバンド仲間という繋がりだったんだ。彼はドラムで、僕がキーボード。僕は彼が映画を学んでることを知っていたし、彼も僕が音楽を学んでいることを知っていた。それで一緒に映画を作ろうと話し始めた。一般的に言って、作曲家は在学中に映画製作者と出会おうとしたほうがいい。その逆も然り。同じ志を持っていて、キャリアの同じ地点にいて、クリエイティブレベルで気持ちが通じて、一緒に高め合える人たちを探すといいよ。

Q. 『セッション』でJ・K・シモンズ(テレンス・フレッチャー役)が、マイルズ・テラーのテンポがずれてるって言ってたよね。僕にはわからなかったんだけど、あのとき彼は本当にテンポを外していたのかい?

A. マイルズは実際に毎回テンポを少し外していたと思う。でもフレッチャーに関しては、完全には知る由もない。彼は心理戦を行っているからね。

Q. ジャズに興味があるのに、なにから聴き始めたらいいのかわからない人へなにをおすすめする?

A. 気づいたかどうかわからないけど、僕は『ラ・ラ・ランド』の劇中歌全部をジャズバンド曲にアレンジしたんだ。
ミアがセバスチャンにオーディション結果の電話をもらったと話したとき、2人の後ろのバンドは『A Lovely Night』のジャズバージョンを演奏してた。ジョン・レジェンド演じるキースがセバスチャンに計画を提案していたときは、バンドは『Another Day of Sun』のマイナー転調バージョンを演奏していた。映画の最後の幻想的なシーンでは、『Audition』が演奏されてる。ミアとセバスチャンのディナーシーンでレコードプレイヤーから流れているジャズは『City of Stars』だよ。

Q. ハロー、ジャスティン!先週末にニューヨークで『ラ・ラ・ランド』を見て、衝撃を受けたよ。ジャズパフォーマンスのシーンは、全部事前に作曲されて、スコアが存在したのかい?それともプロセスの途中で即興でできた面があった?もちろん、映画制作のある段階を過ぎたら変更はきかないと思うけど、でも「クラブ」パフォーマンスの中に、楽譜を超えてプレイヤーの即興から始まったものがあったのかどうか、興味があるんだ。

A. 全部書き記されてたよ。リード・シートだったり、もっと順序立てられた楽譜だったり。でもいつも即興の余地はあった。
映画の中で歌われてる曲は全部ジャズバンド曲にアレンジされて、『オリジナル・モーション・ピクチャー・スコア』に収録されてる。『オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック』とは別のアルバムだよ。



Q. ジャズの曲作りのプロセスってどんな感じ?どれぐらいが計画的で、どれぐらいが自然発生的?

A. ジャズのレコーディングは特にワクワクするね。いつも即興の余地があるから。
『ラ・ラ・ランド』のジャズバンド曲のうち、数曲はリード・シートに沿ってた。つまり、1人か複数のプレイヤーが最初と最後に譜面どおりメロディーを演奏して、途中のコードチェンジでは即興をする。典型的に、そのチェンジに合わせて、リズム隊(ベース、ピアノ)はそれぞれウォーキングとコンピングする。
『ラ・ラ・ランド』の数曲、例えばエマが演じるキャラクター・ミアがタップダンスをするナンバーは、もっと全体を通してどう演奏するかが計画されてた。それでも大幅に小節を削除して、プレイヤーにソロ演奏を頼んだ部分があったよ。

リード・シートlead sheet)は、の実際の演奏のうち、メロディ和音歌詞という基本的な部分のみを取り出して紙などに書きあらわす記譜法の一種。ポピュラー音楽の歌や、ジャズの曲を楽譜にするときによく使われる。
Wikipediaより

Q. あなたのように映画音楽を手掛けたいと思っているミュージシャン・作曲家志望者に、どんなアドバイスをくれますか?私たちはなにに力を入れるべきですか?

A. 「君と同じレベルのキャリアにいる映画製作者たちと出会おうとしろ」
音楽についてのアドバイスなら、「君の曲を忘れられない独特な曲にするものを常に考えろ。メロディーを書くことを恐れるな」メロディックなスコアはちょっと流行外れだ。でもメロディーを支えられる映画は、みんなが思ってる以上にたくさんあると僕は思うんだ。素晴らしいスコアも、本質的にメロディーを含まないスコアへのアプローチもある。でもほとんどの場合、僕はメロディーを恐れるなと言うだろう。

Q. もし10代の自分と話すことができるとしたら、なんてアドバイスする?

A. 「Apple社の株を買え」 

Q. 『ラ・ラ・ランド』鑑賞後からミュージカル離脱症状に苦しんでいる哀れな子羊たちにオススメのミュージカルは?

A. 僕のお気に入りのミュージカルは、ジャック・ドゥミとミシェル・ルグランによるミュージカル映画『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』。それと『ウェスト・サイド・ストーリー』。
 
Q. 『Epilogue』『ラ・ラ・ランド』の曲のひとつ)はミュージカル『巴里のアメリカ人』と『トップ・ハット』に影響を受けてる?最後のピアノソロを、意図的に非共鳴音にした理由がなにかある?

A. 『巴里のアメリカ人』のあの幻想的なバレエシーンは、もちろんインスピレーションのひとつだった。
『Epilogue』の「ホームビデオ」シーンは、ビジュアルと同じくローファイにするために、モノラル音をミックスした。もし君がその後の『Mia and Sevastian's Theme』のピアノ演奏部分について言ってるなら、あれは実は僕が自分のアパートで録音したピアノデモなんだ。いろんな理由から、それが最終的に映画に採用されたんだ。 

Q. 君の音楽を世界にシェアしてくれてありがとう……『ラ・ラ・ランド』はすごく良かったよ。エンドクレジットの『Mia and Sevastian's Theme』の繰り返しが今も頭に流れ続けてるよ。ユニークなサウンドを入れるために、他の楽器じゃなくてチェレスタを最終的に採用した理由は?もっと端的に言えば、映画の一番最後に入れる音楽 ── 観客たちが最後に耳にする音楽をどうやって決めた?

チェレスタ(またはセレスタ、イタリア語:celesta)は体鳴楽器に分類される鍵盤楽器の1つ。パリの楽器制作家オギュスト・ミュステルが発明し、1886年に特許を得た。
Wikipediaより

A. チェレスタが大好きなんだ。『Guy and Madeline on a Park Bench』のスコアでたくさんチェレスタを使った。もちろん『ラ・ラ・ランド』のスコアでも。チェレスタがスコアになにかをもたらしてくれることもあるし、彩りを加えてくれるだけのこともある。
デミアンと僕は、チェレスタをエンドクレジットの一番最後に使おうと思った。とても繊細で、か弱い音色だから。僕らは映画の完成までエンドクレジットの音楽を決めなかった。本編の最後で観客がどんな心理状態にあるかを知りたかったんだ。エンドクレジットで流す音楽をそこから判断した。本編がどう終わるか、観客たちがそれをどう感じるかを考慮した結果、楽しくて気持ちが盛り上がる曲とともにクレジットが始まって、後半でもっと物悲しい曲に変わるのがしっくりくると思ったんだ。

Q. ヒュー・ジャックマンが『ラ・ラ・ランド』をお勧めだって言ってて、それでこれは絶対見なきゃいけない映画だって知ったんだ。君が今までに自分の仕事について言われた最高の賛辞は?

A. ヒューがあの映画について言ってくれたなんてすごくクールだ。知らなかったよ。一番うれしい褒め言葉は、音楽が心に残ってる ── 映画を見終わった後でも音楽を思い出せるって言われること。

Q. 『ラ・ラ・ランド』の放送映画批評家協会賞作品賞受賞おめでとう!『セッション』、『ラ・ラ・ランド』というジャズを扱った音楽映画のあとで、今後挑戦してみたいジャンルがある?例えば、スリラーやSF映画の作曲をやる気はある?

A. 次はもっと暗いのをやりたいな。
『セッション』のドラマチックなアンダースコア(背景音楽)は、いろんな意味でスリラースコアだと思ってて、曲作りを楽しんでたよ。 

Q. 現時点で君とデミアンは今後のプロジェクトを計画してる?

A. うん。でも次のプロジェクトが具体的にどうなるかを把握しようとしているところだよ。



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13管理人は本編終了後にすぐ劇場から追い出されて、エンドクレジットの最後まで音楽に浸れなかったのがとても残念です……(悲)鑑賞後毎日サウンドトラックを聴いてます。

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