今回は、無実の罪で有罪判決を受け、長年の間服役することになってしまった2人の男性によるAMA(なんか質問ある?)です。24年と18年に渡る苦悩の日々を経て、今彼らがアメリカの裁判制度に望むこととは……
元スレ:(2012/11/08)
続きを読む
元スレ:(2012/11/08)
(OP)
クラレンス・ハリソンとロバート・クラークだ。
俺たちはGIP(ジョージア・イノセンス・プロジェクト)とDNAテストのおかげで刑務所から解放された。それぞれ犯していない罪のため、そこで18年と24年過ごした後に。
今日は君たちの質問に答えよう。GIPのインターンが代わりに回答をタイプしてくれる。
●クラレンス・ハリソン
1987年、クラレンスはジョージア州ディケーターで起こった婦女暴行・強盗・誘拐事件で有罪となった。彼は単なる噂に基づいて尋問を受けた。被害者は容疑者リストの写真の中から彼を選んだが、後に認識ミスであったことが判明した。GIPが犯行道具から髪留めを発見しDNAテストにかけた結果、犯人ではないことが確認された。彼はGIPによって解放された1人目の冤罪被害者で、2004年まで約18年間服役していた。
●ロバート・クラーク
1982年、ロバートに婦女暴行・誘拐・武装強盗の有罪判決が下された。ロバートは真犯人より背が5〜6インチ(訳注:約13〜15センチ)高く、同法廷内に真犯人がいたにも関わらず、被害者は写真のラインナップから彼を犯人であると識別した。DNA鑑定はロバートが犯人であり得ないことを証明した。DNAは児童虐待などの罪で収監されていた男と一致した。ロバートは21歳のときに刑務所に入れられ、冤罪のために彼の人生の半分以上に当たる24年をそこで過ごした。
続きを読む