今回の回答者は、精神科医によって「サイコパス」との診断を受けたという男性です。「社会の捕食者」「良心をもたない人たち」と呼ばれるサイコパスが他者をどう見ているのか……背筋が寒くなるようなAMA。
元スレ: (2010/08/10)
A. Ok。
A. 日記をつけて、精神科医がそれを読む(日記をセッションの前に彼女に送っている)。その後、経験したことについて2人で話す。状況や起こったこと、それへの対処法、争いの避け方について。かなり構造化されてる。
A. 今週の日記の一部。精神科医じゃなく自分のアイディア。
A. ある。が、他人と同じものだとは思ってない。
A. 思い出せない。
A. ない。
A. 恐ろしい場面なら実生活で目にしてきた(君が例に挙げたような馬鹿馬鹿しいものじゃない)。泣いたりトラウマを負ったりはしなかった。
母親が骨の癌になってから死ぬまでを2年間じっと見ていた。それは明らかに退屈で、長ったらしく、飽き飽きするだけのものだった。母親は「心に平和をもたらす」ことにトライしていた。俺はそれに全く興味が無かった。
A. 元同僚への嫌がらせで逮捕されて、執行猶予中に精神鑑定された。
A. あぁ。納得できる。診断は実に明確な用語をもって説明された。
何年も俺の治療に努めてきた優秀な精神科医がいる。俺の経験を彼女の本の一部として使いたいと思っているそうだ。奇妙な褒め言葉だ。
A. 自分がサイコパスでないことを気にしてるかい?
A. 俺には人が持つ愛着の約90%が理解できない。子ども、ペット、家族。それから自分の行為に少しの良心の呵責も感じない。投獄されることへの懸念はあるが、行為自体は気にしちゃいない。
A. 小学校では恐怖の種だった。年の割には体が大きかったし、年下の子どもたちをよくいじめていた(叩いたり、首を絞めたり、脅したり)。大きくなるにつれて、暴力よりも心理操作をよくするようになった。いつでも暴力的になりえたが。女を殴ったことは無い。大きな理由は、女を殴ると逮捕されやすいからだ。電車の乗客や同僚たちとの喧嘩も始めた。もう一度言うが、心理操作は本当に簡単だ。
A. 友人たちを争わせること。娯楽のために同僚たちを競わせること。同僚、上司、クライアント、友人たち(故意に彼らを周りにおいた場合に)に嘘を付くこと。だいたいにおいて、自分の娯楽のために混乱を引き起こすこと。他人は愚かで劣った小動物だ。君たちが個人的な感情に影響されないなら、人をいがみ合わせることはたやすい。
A. 圧倒的大多数の人間。
A. 2人。1人は同僚で、とても気に入っている。彼とは仕事について何時間でも話すことができる。それが俺たちの友人関係だ。もう1人はヤりたい女だ。こっちは欲しいものを手にするまでの一時的な関係だ。
A. あんまり。同情心や他人との関係をかなりうまく演じることができる。
A. 友人を持つのはときどきだ。たいてい仕事関係。ほとんどは娯楽のために。一部の人間との会話は楽しんでいる。たいていはとても賢いか、極めて雄弁な人間たちだ。もし君が家族やテレビの話をはじめたら、俺は君に死んでほしいと思うだろう。
A. 両親は死んだ。父親は俺が小さいときに、母親は2年前に。兄弟はいない。親戚とは親しくない。
母親は俺を恐れていた。子どもの頃に母親が、うちで決してペットを飼わない理由は、俺がペットになにかするのが恐ろしいからだと言った。たしかに子どもの頃は動物を傷付けたり殺したりする傾向があった。田舎に住んでいたから、たやすいことだった。
A. 人並み以上のことはない。自分では遺伝的性質だと考えている。父親はアルコール依存症で、母親は鬱病だった。虐待はされてない。子どもの頃は寝ている間ベッドに漏らした。ひどく不快だった。
└・おねしょしてたのは何歳まで?
└(OP) 8歳か9歳。
A. OK。
あるとき俺は従兄弟が気絶するまで首を絞めた。気絶した彼の体を引きずって階段を下り、地下室の梁に吊るそうとした。その日の早くに、彼が俺の運動靴を古くてみすぼらしいとからかったからだ(従兄弟の家はうちより裕福だった)。俺たちはうちの母親に発見された。当時13歳だった。従兄弟は同い年だ。今も彼は俺に怯えている。
A. 感情として楽しむことはあまり重要じゃない。単にやりたいからやるだけだ。人の首を絞めたりナイフで失明させたりするのは間違っている、なんてことはどうでもいい。単純に俺が感じているのは、それをやるべきだということだけだ。暴力にはある程度の性的スリルが含まれているが、君たちが思っているほどじゃない。
A. 電車で乗り合わせただけの人間を殴る、とか?
それよりむしろ、俺の邪魔をした奴や俺になにか問題をもたらした奴だ。
この回答は問題だな。適切な返答を考え出す学習は、俺のセラピーの大部分を占めてる。
A. 基本的に「友人たち」は自分のことを語りたがる。自分たちのちっぽけな苦労や、子ども、仕事の話だ。全部苦痛なほどにつまらない。
1年前、仕事のために参加せざるをえなかった社交の場で、生まれたばかりの自分の子どもについて話そうとしてきた女がいた。彼女は赤ん坊がどんなことをするかひたすら喋り続けていた。まるで新発見をしたかのように。俺は彼女に乳児突然死症候群の心配はしていないのかと尋ねた。そして乳児突然死症候群に関するいくつかの統計をでっちあげた。彼女は泣き出したよ。
彼女の夫である太ったオヤジが、謝罪しないと「ケツを蹴り上げるぞ」と脅してきた。俺が拒絶すると、奴らはただその場を去った。人間はそんなにも臆病だ。俺は乱闘がしたかったのに。
俺はガキ共が嫌いだ。完全に憎んでいる。子どもの話をする親たちには我慢ならない。俺は人間の品種改良を目的とした大規模な強制不妊手術を支持している。
A. 22歳のときに精管切除手術を受けた。だから問題ない。
A. もし治療を受けていなかったら、今までに少なくとも1人は殺していただろう。おそらくはもっと。そして自分が死ぬまでやめないだろう。
A. あぁ。しょっちゅうだ。去年、あるプロジェクトで編集の仕事をした。クライアントは俺に金を払うのをしぶった。奴は支払いの締め切りを引き延ばし、その後連絡を絶った。俺が弁護士に行くと言うと、奴は惨めに泣いた。延々と。俺はシャベルとガーデニング用プラスチック製袋とビニール手袋を購入し、持っていた大型の狩猟ナイフを研ぎ始め、奴を殺す計画を立てた。幸運にも俺の精神科医が気づき、俺たちはその状況を切り抜けた。
A. 俺の知る限り、会ったことはない。
A. 俺を担当しているチームは社会的機能を研究している。彼らは俺が治らないことを知っている。遺伝子研究等で将来治せるようになる可能性もあるが、数年は先の話だ。
A. あぁ。セラピーを受けていればバランス感覚を保つことができる。計画を立てることを減らし、結果をより良く理解することができる。几帳面なところが俺の問題の一部だ。俺は全ての物事をある種狂気のレベルまで計画立てる。これは間違った行動に結びつく。セラピーははじめは強制されたものだったが、今ではその有用性のために行っている。
A. 高校ではコンピューターとAV機器に関することをやっていた。ずっと俺が好きなものだったというだけだ。
A. 「17歳のカルテ」
A. 天才たち。ダーウィン、ドーキンス、ヒッチェンズ、ライト、チョムスキー、ケルアック。
└・君のセラピストのことも同じぐらい尊敬してる?
└(OP) あぁ。研究分野で多くの敬意を集めているし、彼女の本は広く出版され、読まれている。個人的に彼女に魅力を感じている。
A. 今と同じ生活。自分の人生に満足してる。
A. 金を楽しんでる。旅行や、美味いものを食べること、見た目の良い女やときどき見た目の良い男とヤることと同じぐらいに。仕事が上手くいっているときも喜びを感じる。他人が考えていることはどうでもいい。賞や賛美は俺にとっては無意味だ。いつか金持ちになりたい。それが目標だと思う。
A. セラピーが無ければ、Yes。
A. No。
『良心をもたない人たち』の筆者マーサ・スタウトによると、アメリカの人口の4%、つまり25人に1人は「良心をもたない人たち」なのだそうです……
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元スレ: (2010/08/10)
(OP)
サイコパスと診断された男だ。AMA(なんでも聞いてくれ)。
ちょっとした前情報:なんでも聞いてくれ。
- 自分自身の安全と他人の安全のために、裁判官によって施設に送られ、そのときに診断を受けた。
- 当時25歳。今は30歳。
- 多岐にわたる暴行歴がある(軽罪のみ。重罪は無し)。
- 殺人はやってない。かなりそれに近い機会は何度もあった。
- 治療中。週2回のセラピー。グループカウンセリングと3人1チームの医者による90日ごとの診断。
精神病質(せいしんびょうしつ、英:Psychopathy、サイコパシー)とは、反社会的人格の一種を意味する心理学用語であり、主に異常心理学や生物学的精神医学などの分野で使わている。その精神病質者を英語でサイコパス(Psychopath)と呼ぶ。
「サイコパスチェックリスト」は専門家が使う場合でも相当に複雑な臨床診断の道具であり、自分自身やそばにいる人をこれを使って診断してはいけない。この診断にはしっかりした訓練と、正式な採点方法が必要である。
1 口達者/表面的な魅力 11 放逸な性行動 2 誇大的な自己価値観 12 幼少期の問題行動 3 刺激を求める/退屈しやすい 13 現実的・長期的な目標の欠如 4 病的な虚言 14 衝動的 5 偽り騙す傾向/操作的(人を操る) 15 無責任 6 良心の呵責・罪悪感の欠如 16 自分の行動に対して責任が取れない 7 浅薄な感情 17 数多くの婚姻関係 8 冷淡で共感性の欠如 18 少年非行 9 寄生的生活様式 19 仮釈放の取消 10 行動のコントロールができない 20 多種多様な犯罪歴
- それぞれの項目は、0~2点で評定、総計で0~40点に分布する。
- 成人で30点を超えるとサイコパスとされ、20点未満であるとサイコパスではないとみなされる。
- 子供のサイコパス傾向についての基準はあまり確立していないが、27点がカットオフ値。
Q. お願いだから僕を殺さないで。
A. Ok。
Q. セラピーはどんな感じ?
A. 日記をつけて、精神科医がそれを読む(日記をセッションの前に彼女に送っている)。その後、経験したことについて2人で話す。状況や起こったこと、それへの対処法、争いの避け方について。かなり構造化されてる。
Q. AMAをやろうと思ったきっかけは?
A. 今週の日記の一部。精神科医じゃなく自分のアイディア。
Q. 感情はある?
A. ある。が、他人と同じものだとは思ってない。
Q. 泣いたことある?
A. 思い出せない。
Q. 誰かを愛したことある?
A. ない。
関連記事:【アロマンチック】性欲も恋愛感情もないけど、なんか質問ある?【アセクシャル】
Q. もし君が完全に心を引き裂かれるような恐ろしい場面(6歳児でいっぱいのスクールバスがバスジャックされて全員死んでしまう、みたいな)を実生活で目にしたとしたら、感情的にどう影響される?
A. 恐ろしい場面なら実生活で目にしてきた(君が例に挙げたような馬鹿馬鹿しいものじゃない)。泣いたりトラウマを負ったりはしなかった。
母親が骨の癌になってから死ぬまでを2年間じっと見ていた。それは明らかに退屈で、長ったらしく、飽き飽きするだけのものだった。母親は「心に平和をもたらす」ことにトライしていた。俺はそれに全く興味が無かった。
Q. なんで施設に送られることになったの?
A. 元同僚への嫌がらせで逮捕されて、執行猶予中に精神鑑定された。
Q. 「診断された」と言ったけど、その診断に同意する?それは君がどのように世界や他人を知覚しているか踏まえた上で納得がいく?
A. あぁ。納得できる。診断は実に明確な用語をもって説明された。
何年も俺の治療に努めてきた優秀な精神科医がいる。俺の経験を彼女の本の一部として使いたいと思っているそうだ。奇妙な褒め言葉だ。
Q. 自分がサイコパスであることを気にしてるかい?
A. 自分がサイコパスでないことを気にしてるかい?
Q. 君とサイコパスでない人たちとの大きな違いはなに?
A. 俺には人が持つ愛着の約90%が理解できない。子ども、ペット、家族。それから自分の行為に少しの良心の呵責も感じない。投獄されることへの懸念はあるが、行為自体は気にしちゃいない。
Q. 君の暴力の歴史を詳しく語ってくれる?
A. 小学校では恐怖の種だった。年の割には体が大きかったし、年下の子どもたちをよくいじめていた(叩いたり、首を絞めたり、脅したり)。大きくなるにつれて、暴力よりも心理操作をよくするようになった。いつでも暴力的になりえたが。女を殴ったことは無い。大きな理由は、女を殴ると逮捕されやすいからだ。電車の乗客や同僚たちとの喧嘩も始めた。もう一度言うが、心理操作は本当に簡単だ。
関連記事:【集団ストーカー】生まれてから27年間カルト教団にコントロールされてたけど、なんか質問ある?【支配から自由へ】
Q. 君は人の心を操るのを好むと言った。例を挙げてもらえる?
A. 友人たちを争わせること。娯楽のために同僚たちを競わせること。同僚、上司、クライアント、友人たち(故意に彼らを周りにおいた場合に)に嘘を付くこと。だいたいにおいて、自分の娯楽のために混乱を引き起こすこと。他人は愚かで劣った小動物だ。君たちが個人的な感情に影響されないなら、人をいがみ合わせることはたやすい。
Q. 「他人は愚かで劣った小動物だ」というのは君以外の全員?それともほとんど?
A. 圧倒的大多数の人間。
Q. 今友だちはいるの?
A. 2人。1人は同僚で、とても気に入っている。彼とは仕事について何時間でも話すことができる。それが俺たちの友人関係だ。もう1人はヤりたい女だ。こっちは欲しいものを手にするまでの一時的な関係だ。
Q. 周りの人は君を冷たくて無感情な人間だと言ってる?
A. あんまり。同情心や他人との関係をかなりうまく演じることができる。
Q. なぜ君は友人をわざわざ周りにおくの?
A. 友人を持つのはときどきだ。たいてい仕事関係。ほとんどは娯楽のために。一部の人間との会話は楽しんでいる。たいていはとても賢いか、極めて雄弁な人間たちだ。もし君が家族やテレビの話をはじめたら、俺は君に死んでほしいと思うだろう。
Q. 家族は君をどう扱っている?
A. 両親は死んだ。父親は俺が小さいときに、母親は2年前に。兄弟はいない。親戚とは親しくない。
母親は俺を恐れていた。子どもの頃に母親が、うちで決してペットを飼わない理由は、俺がペットになにかするのが恐ろしいからだと言った。たしかに子どもの頃は動物を傷付けたり殺したりする傾向があった。田舎に住んでいたから、たやすいことだった。
Q. 子どもの頃になにかトラウマになるような出来事があった?
A. 人並み以上のことはない。自分では遺伝的性質だと考えている。父親はアルコール依存症で、母親は鬱病だった。虐待はされてない。子どもの頃は寝ている間ベッドに漏らした。ひどく不快だった。
└・おねしょしてたのは何歳まで?
└(OP) 8歳か9歳。
Q. 君の人生の中で、より悪名高い暴力事件をいくつか教えてもらえる?なにが君を暴力に走らせた?
A. OK。
あるとき俺は従兄弟が気絶するまで首を絞めた。気絶した彼の体を引きずって階段を下り、地下室の梁に吊るそうとした。その日の早くに、彼が俺の運動靴を古くてみすぼらしいとからかったからだ(従兄弟の家はうちより裕福だった)。俺たちはうちの母親に発見された。当時13歳だった。従兄弟は同い年だ。今も彼は俺に怯えている。
Q. 君は暴力を楽しんでる?
A. 感情として楽しむことはあまり重要じゃない。単にやりたいからやるだけだ。人の首を絞めたりナイフで失明させたりするのは間違っている、なんてことはどうでもいい。単純に俺が感じているのは、それをやるべきだということだけだ。暴力にはある程度の性的スリルが含まれているが、君たちが思っているほどじゃない。
Q. 君を暴力的にならせたり殺したいと思わせたりするのは、君のことを故意に馬鹿にする人物だけだと言ってくれないか?それとも通りすがりの人に暴力を振るった経験があるのかい?
A. 電車で乗り合わせただけの人間を殴る、とか?
それよりむしろ、俺の邪魔をした奴や俺になにか問題をもたらした奴だ。
この回答は問題だな。適切な返答を考え出す学習は、俺のセラピーの大部分を占めてる。
Q. 人とどんな会話をするの?
A. 基本的に「友人たち」は自分のことを語りたがる。自分たちのちっぽけな苦労や、子ども、仕事の話だ。全部苦痛なほどにつまらない。
1年前、仕事のために参加せざるをえなかった社交の場で、生まれたばかりの自分の子どもについて話そうとしてきた女がいた。彼女は赤ん坊がどんなことをするかひたすら喋り続けていた。まるで新発見をしたかのように。俺は彼女に乳児突然死症候群の心配はしていないのかと尋ねた。そして乳児突然死症候群に関するいくつかの統計をでっちあげた。彼女は泣き出したよ。
彼女の夫である太ったオヤジが、謝罪しないと「ケツを蹴り上げるぞ」と脅してきた。俺が拒絶すると、奴らはただその場を去った。人間はそんなにも臆病だ。俺は乱闘がしたかったのに。
俺はガキ共が嫌いだ。完全に憎んでいる。子どもの話をする親たちには我慢ならない。俺は人間の品種改良を目的とした大規模な強制不妊手術を支持している。
関連記事:【強制収容所を脱出】ホロコーストを生き延びたけど、なんか質問ある?【当時20代】
Q. 自分がうっかり女性を妊娠させてしまって、堕胎を断られたらどうすんの?女性を殺す?
A. 22歳のときに精管切除手術を受けた。だから問題ない。
Q. そういう行動をただやめられると思わない?なんでわざわざセラピーに通うの?
A. もし治療を受けていなかったら、今までに少なくとも1人は殺していただろう。おそらくはもっと。そして自分が死ぬまでやめないだろう。
Q. 人殺しはやってないけど、それにかなり近いところまでいったって言ったよね?誰かを殺したいと強く思ったことがあるのかい?
A. あぁ。しょっちゅうだ。去年、あるプロジェクトで編集の仕事をした。クライアントは俺に金を払うのをしぶった。奴は支払いの締め切りを引き延ばし、その後連絡を絶った。俺が弁護士に行くと言うと、奴は惨めに泣いた。延々と。俺はシャベルとガーデニング用プラスチック製袋とビニール手袋を購入し、持っていた大型の狩猟ナイフを研ぎ始め、奴を殺す計画を立てた。幸運にも俺の精神科医が気づき、俺たちはその状況を切り抜けた。
Q. 他のサイコパスに会ったことある?もしないなら、会ってみたいと思う?サイコパス同士の相互作用は有益だと思う?
A. 俺の知る限り、会ったことはない。
Q. 病気にも関わらず、医者の支援によって大きなトラブルなく社会的に暮らせているようで喜ばしく思うよ。
A. 俺を担当しているチームは社会的機能を研究している。彼らは俺が治らないことを知っている。遺伝子研究等で将来治せるようになる可能性もあるが、数年は先の話だ。
Q. セラピーは役に立ってる?セラピーの最終目標は?それは強制されたもの?自発的にやってるの?
A. あぁ。セラピーを受けていればバランス感覚を保つことができる。計画を立てることを減らし、結果をより良く理解することができる。几帳面なところが俺の問題の一部だ。俺は全ての物事をある種狂気のレベルまで計画立てる。これは間違った行動に結びつく。セラピーははじめは強制されたものだったが、今ではその有用性のために行っている。
Q. 君の編集っていう仕事は「几帳面」な性格によく合ってるよね?どうやって今の職にたどりついたの?
A. 高校ではコンピューターとAV機器に関することをやっていた。ずっと俺が好きなものだったというだけだ。
Q. クレイジーな人を題材にした映画で1番好きなのは?
A. 「17歳のカルテ」
Q. 自分以外に尊敬している人がいる?
A. 天才たち。ダーウィン、ドーキンス、ヒッチェンズ、ライト、チョムスキー、ケルアック。
└・君のセラピストのことも同じぐらい尊敬してる?
└(OP) あぁ。研究分野で多くの敬意を集めているし、彼女の本は広く出版され、読まれている。個人的に彼女に魅力を感じている。
Q. 治らないって言ったけど、じゃあ未来になにを望む?
A. 今と同じ生活。自分の人生に満足してる。
Q. ほとんどの人の人生の目標は、おそらく共感に基づいている。君は共感という感覚がないか、とても少ないようだけど、君自身の人生の目標はなに?それか、もっと一般的に君に幸せを感じさせるものは?
A. 金を楽しんでる。旅行や、美味いものを食べること、見た目の良い女やときどき見た目の良い男とヤることと同じぐらいに。仕事が上手くいっているときも喜びを感じる。他人が考えていることはどうでもいい。賞や賛美は俺にとっては無意味だ。いつか金持ちになりたい。それが目標だと思う。
Q. 自分が社会にとって危険人物だと思う?
A. セラピーが無ければ、Yes。
Q. もし治せるものなら治したいと思う?
A. No。
(OP)
このAMAは興味深かった。
レスの一部は予期していないものだった。実に好奇心をそそられた。
これで終了だ。
関連記事:【閲覧注意】両親に弟を殺されたけど、なんか質問ある?【狂気の家】
『良心をもたない人たち』の筆者マーサ・スタウトによると、アメリカの人口の4%、つまり25人に1人は「良心をもたない人たち」なのだそうです……
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